デジタル一眼レフカメラの使い方やオートフォーカス（AF）機能について解説

 

はじめに

スマホでは出せない映像表現が特徴の「デジタル一眼レフカメラ」。

ただ購入したばかりのときは、使い方が難しくてピンボケしてしまうこともあるでしょう。

そんなときに便利な機能が「オートフォーカス（AF）」です。

当記事では、デジタル一眼レフカメラの使い方やオートフォーカス（AF）機能について詳しく解説していきます。

最後まで読めば、カメラ初心者の方でも綺麗な写真が撮影できること間違いなしなので、ぜひご覧ください。

一眼レフカメラの写真撮影で大切な3つの要素

一眼レフカメラを使うときは、以下の3つの要素を理解しておけば理想の写真撮影を行うことができます。

1. ISO感度

2. 絞り

3. シャッタースピード

それでは順番に解説していきます。

1.ISO感度

ISO感度は「イソ感度」または「アイエスオー感度」と読み、暗さに対してどれだけ強いかを表す数値となっています。

暗さに強ければ、真っ暗で光量がない場所でも明るさを電子的に増幅させることができます。

ISO感度は最初の値が100で、200、400、800と数値が倍になっていきます。

数値が上がるほど暗い場所で写真を明るく撮影することが可能です。

ISO感度の数値を上げる注意点として、上げ過ぎると写真にノイズが入って画質が荒くなってしまいます。

そのためISO感度を上げるときは、場所とのバランスを考えて調節することをおすすめします。

2.絞り

絞りとは、簡単にいうとピントを合わせるための範囲を決める設定です。

カメラ上では「F値」という表記で表示されています。

絞り値が小さければピントの合う範囲は狭くなり、逆に大きければピントの合う範囲は広くなります。

そのため、絞り値を小さくすれば撮影したい対象物の背景をぼかすことできて、絞り値を大きくすれば風景や集合写真をくっきりと撮影できます。

まずはご自身がお持ちの一眼レフカメラがどれだけの絞り値を下げられるか、上げられるかを一度チェックしてみてください。

3.シャッタースピード

シャッタースピードは、カメラに光を取り込むまでの時間間隔のことをいいます。

シャッタースピードの値は1/30秒や1/1000秒などで表記され、分母の数字が大きいほど速いスピードでシャッターを切ることができます。

例えば、1/1000秒は0.001秒の速さでシャッターを切ることができて、逆に遅ければ1～15秒ほどの時間をかけてシャッターを切る設定も可能です。

シャッタースピードが速いほど瞬間的な撮影ができるので、ブレがなく綺麗な写真が撮れます。

前述でご説明した絞り値とシャッタースピードは密接な関係性があり、絞り値を上げるとシャッタースピードは落ちて、逆にシャッタースピードを上げると絞り値は落ちます。

そのため、カメラ初心者の方は撮影のバランスを取ることが難しいと思います。

そんな問題を解決するためには、次章でご紹介するオートフォーカス（AF）機能がとても役に立つというわけです。

オートフォーカス（AF）機能の使い方について

オートフォーカス（AF）機能とは、ピントを被写体に向けて自動的に合わせるカメラ機能のことです。

基本的にデジタルカメラには全て搭載されている機能となっており、ISO感度や絞り値、シャッタースピードを自動的に調節してくれます。

デジタル一眼レフカメラでオートフォーカス機能を使うときは、まずAFと表記された数値に設定を行います。

あとは被写体にカメラを向けてシャッターボタンを半押しにすれば、簡単にピントを合わせることができます。

これを「シングルAFサーボ（AF-S）」といい、半押しにしている間は常にピントを固定しておけます。

ほかにも半押しにしている間はピントを合わせ続ける「コンティニュアスAFサーボ（AF-C）」や被写体が止まっているか動いているかを自動判別してくれる「AF制御自動切り替え（AF-A）」などがあります。

どれも機能は少し異なりますが、シャッターボタンを半押しして使うということは変わりません。

ぜひ3種類のオートフォーカス機能を試してみてください。

まとめ

今回は、デジタル一眼レフカメラの使い方やオートフォーカス（AF）機能についてご紹介しました。

前述でもお話しした通り、一眼レフカメラの写真撮影はISO感度、絞り、シャッタースピードの3つが大切なポイントです。

またオートフォーカス（AF）は3種類の機能があるので、撮影シーンに合わせてぜひ選んでみてください。

当記事がカメラ撮影をはじめる方のお役に立ったなら幸いです。