ギター　フェンダーの歴史と特徴、中古価格相場の推移について

エレキギターの中で有名なフェンダーは、これまで革新的なモデルを開発し世に送り出してきました。ギタリストの中で人気のあるフェンダーのギターは、世界中で愛され続けています。
エレキギター界で大きな影響を与えているフェンダーの歴史と特徴、中古価格相場の推移についてご紹介していきます。

ギター　フェンダーの歴史について

1938年、レオ・フェンダー氏が「フェンダー社」を設立。
立ち上げ当初はラジオ受信機や音響機器の修理が本業でしたが、1945年から楽器製造を始めたことがきっかけでした。
それから1948年に「エクスワイヤー」の試作品を完成させ、世界で初めてのソリッドボディ・エレキギターであると言われています。

その後「ブロードキャスター」を発表、のちに「テレキャスター」と改称し、当時の音楽業界に大きな影響を与えたギターです。

フェンダー社は、創業からわずか数年で成功を収め、その後も続々と新たなエレキギターを生み出し続けます。そして1954年に「ストラトキャスター」が誕生。

その後も多くのエレキギターを開発し、「ジャガー」という最高機種を誕生させるなど、ギタリストの間で大きな衝撃を与えていました。

ギター　フェンダーの特徴について

フェンダーのエレキギターは、内部が空洞になっていないソリッド構造のボディを採用しています。これまでの弦楽器の常識を覆すような作り、大胆な構造が取り入れられたくさんの注目を浴びました。

またフェンダーの代表モデルである「ストラトキャスター」は、たくさんの工夫により短期間での大量生産を実現。そして共鳴部を持たない事から大音量での演奏におけるハウリングが起こりにくいというメリットもあります。

そして人気の理由の一つである、カスタマイズが簡単にでき発売直後から自身の好みに合わせてカスタムするギタリストはたくさんいたそうです。

そういったメリットを踏まえ、カスタマイズ性・メンテナンス性に優れているフェンダーのエレキギターは多くのファンを魅了し、魅力あふれるギターとなったのです。

ギター　フェンダーの中古価格相場の推移について

フェンダーのエレキギターは、中古市場でもたくさん出ているものがあります。
中でも「ストラトキャスター」は、ギターの中で王道的存在であり音作りにおいて全てのジャンルに対応できるスペックを持っています。

様々なモデルが出ていますが、ストラトキャスターは価格がピンキリで、モデルによっては非常に高価な買い取り価格が期待できます。そして常に人気があるギターのため、需要がなくなるということがありません。

ストラトキャスター：約20,000円〜15,0000円

ストラトキャスターは、現在でも生産が続けられておりヴィンテージスタイルの音質が特徴です。生産されている事もあり、買取価格はピンキリですが高額買取も期待できるモデルです。

テレキャスター：50,000円〜700,000円

テレキャスターは発売元や年代によっても大きく変動します。フェンダーの主力楽器として現在でも生産が継続されていますが、ヴィンテージ品によっては思わぬ価格で買取となる可能性があるかもしれません。
テレキャスターの中でも、有名ミュージシャンが使用しているモデルを再現したモデルなどは、高額買取の期待ができるかもしれません。

まとめ

ギター　フェンダーの歴史と特徴、中古価格相場の推移についてご紹介しました。
フェンダーのエレキギターは、発売当初から多くの話題を集めギタリストの中では注目のギターとなりました。
また多くの有名ミュージシャンが使用していた事や、自身の好みにカスタマイズできるという特徴など、人気の理由となっています。
製造された年代や、モデルによっては高額買取をしてもらえる可能性も期待できます。ギターを卒業した方や、放置してしまっているフェンダーのギターをお持ちの方は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、高額での買取をしてもらえるかもしれません。