◎WHITE’S Boots ブーツを追っていくといずれ辿り着く人気ブーツブランド

消防士もおすすめのブーツ、White’s！その秘密に迫る！

みなさんこんにちは。ラグフリークです。

今回は、耐久性において、ことのほか評価の高いWhite’sのブーツを特集します。アメリカの防火協会も認定するというそのタフさ。シンプルな造形の中に詰め込まれた技術や魅力をご紹介します。

今、ブーツの世界で注目されているのはズバリ「クラフトマンシップ」です。手作りで製造されるWhite’sのブーツ。本記事では、ブランドの背景、人気商品とそのラインナップ、インナーの秘密、購入に当たり気をつけたいことなどをメインにをご紹介していきます。ぜひチェックしてみて下さい！

White’sとは？

アメリカ西海岸北部のワシントン州、スポケーンに拠点があるブーツメーカーです。創業したのはバージニア州でした。拠点を複数回変えているというおもしろい歴史があります。2014年、日本のABCマートのグループ会社になりました。

初期に製造していたのは、工場労働者の足を守るワークブーツです。常にユーザーに寄り添い、厳選した素材を用いて職人が手作りするブーツは、アメリカのみならず世界中で愛されています。

「手作り」を頑なに守る

厳選素材の革、縫い糸に太く頑丈なアイリッシュリネン、そしてすくい縫いや出し縫いを組み合わせた手間のかかる製法。これを創業当初から頑なに守り、続けています。

そんな頑固さが、ブーツの頑丈さと耐久性を実現しています。それでいて、柔軟性と快適さを併せ持つ素晴らしい一品。これがWhite’sのブーツの特徴です。大量生産を導入せずアメリカ本国生産にこだわり続け、高品質なブーツを世に送り出しています。

カスタムオーダーにも柔軟に対応してくれるそのスタイルは、世界中でファンを増やし、憧れの的にもなっています。

Arch Ease

White’sのインナーソールには秘密があります。それは、土踏まずに合わせてほんの少し、微妙に盛り上がったポイント。これはWhite’s独自の技術でArch Easeと名付けられているものです。土踏まずにフィットし、より歩行をサポートしてくれるおかげで、1日中履いていても疲れにくい設計になっています。

ブーツは重たくて疲れる、という方にはぜひ試していただきたいです。この足裏も感触が病みつきになりWhite’sを履き続けているファンも世界中に多く存在します。

White’sの人気モデル

SMOKE JUMPER
White’sが提供するブーツが有名になった背景には、その製造法・製品がNFPA（アメリカ防火協会）の基準をクリアした事が挙げられます。SMOKE JUMPERは森林消防パラシュート降下部隊隊員用に作られたシリーズです。極めて過酷な条件下で活躍するこのブーツは、耐久性のみならず、耐火性、耐油性、防水性、クッション性、グリップ力など、様々な面で機能が優れています。にもかかわらずシンプルで美しい造形は、職人のなせる技といったところでしょうか。

ハイカットで無骨なイメージが先行しがちなモデルですが、履けば履くほど、足に馴染み風合いも落ち着いてきます。しっかりと作られている分履き崩しも自由自在です。一足買って、自分のスタイルにじっくり合わせていきたいモデルですね。

SEMI-DRESS
タウンユースのドレスシューズとして開発されたモデルです。SMOKE JUMPERほどのハイカットではなく、タンが飛び出ているのが、ちょっとカワイさを醸し出すモデルです。

タウンユース向けとはいえ、品質基準はSMOKE JUMPERに引けを取りません。上質の革と安心のビブラム社製のゴムソールでしっかりと作り込まれています。バリエーションが豊富に用意されているので、まずは好みの色、革の素材などで選んでみてはいかがでしょうか。

インナーの仕上げにも種類があり、気をつけたいのはレザーライニングの有無です。これはブーツの内側にもう1枚スムースレザーを張る加工です。無しのモデルは革が1枚のところ、有りを選択すると2枚になるわけですから、足に当たる感触としては硬くなります。レザーライニングには、型崩れせず、また滑りよく履けるというメリットがあるのですが、向き不向きには個人差があります。ぜひ、専門店で試し履きを行ってから購入しましょう。

まとめ

いかがでしたか？今回は、昔から続く手作りスタイルが魅力のWhite’sのブーツを特集しました。過酷な現場でも通用するそのスタイルは、ストリートでもあなたを光らせてくれる存在です。加えて履き心地の良さも特徴の1つなので、ぜひ専門店で試してみて下さい！