◎CONVERSE(コンバース)定番の人気

定番のハイカットスニーカー、コンバース。その人気の秘密に迫る

みなさんこんにちは。ラグフリークです。

今回は、ストリートで根強い人気を持つブランド「コンバース」について特集します。ブランドの歴史や背景、人気モデルなど、気になる情報が盛りだくさん！ぜひチェックしてみて下さい。

コンバースとは？

1908年にデパート経営者のマーキス・M・コンバースが創業。もともとはラバーシューズをメインに製造していました。
1917年に今も生産が続く、アイコニックなバスケットシューズ「オールスター」を開発及び販売を開始します。その後バドミントンプレイヤーのジャックパーセルが開発に参加するなど、独自の開発体制を整えてきました。しかし、2001年に経営が悪化し倒産してしまいます。これが、きっかけで日本国内と米を含む海外で、「コンバース」の性格が異なる事態が発生しました。
一般的なブランド以上に、国内・国外で取り扱う商品に差があるユニークな状況が生まれています。日本ではオールドスタイルスニーカー・ローテクスニーカーのシンボルとしてブランドを確立しています。

日本のコンバースと海外のコンバースは違う？

日本とコンバースの関係は深く、従来から一部のコンバースシューズの中にはMade in Japan上のモデルが存在していました。他国製のシューズよりも日本製のもののほうが作りがしっかりしているとして、以前からコンバースフリークの中では注目を集めていたのです。

そして上述の通り、コンバースは一度経営破綻を起こします。その際にいち早く救済の手を差し伸べたのが日本の商社、伊藤忠商事でした。このとき伊藤忠商事は日本での「コンバース」製品の商標権を得、提携の靴製造メーカーとともに製造と販売を一気に手掛けるようになります。

一方、アメリカのコンバースは最終的に2003年、ナイキ社に買収されその傘下に収まりました。以降アメリカのコンバースは、ナイキブランド内で開発されたニューテクノロジーを意欲的に採用した商品開発を進めています。

現在、厳密に言うと「コンバース」は日本のものと、アメリカのものと2つのブランドが存在しているのです。よく話題になる、「海外モデルが日本で入手できない！」というのはこういったところに背景があるんですね。

HIとOX

日本国内ではローテクスニーカーが依然として人気です。日本のコンバースも、ここを心得ていてオリジナルを大事にした商品展開を進めています。
まずは定番シューズのオールスターの解説をしましょう。現在、ハイカットのHIとローカットのOXが販売されています。ソールとアッパーの素材は同等ですが、アッパーの高さが異なります。

CANVAS ALL STAR HI
アッパーの高さが、くるぶしよりも上に来るものです。コンバースのアイコンにもなっているモデルです。シンプルな造形と単色での展開で、普段着にもおしゃれ着にも合わせられる懐の深さが魅力のモデルです。

スタイルがシンプルなので、色や柄で印象がガラリと変わります。複数揃えても問題なく、それぞれ履きこなしていきたいですね。

インサイドのスターモチーフも様々に工夫が凝らされているので、注目ポイントです。

CANVAS ALL STAR OX
アッパーの高さが抑えられていて、くるぶしの下に来るタイプです。HIと同様にこちらも根強い支持を受けているモデルです。黒などのはっきりした色使いのモデルが人気です。こちらも色・柄合わせて幅広く展開されているのですが、HIと比べてキャンバス地の面積が少ないので、どちらかと言うとスタイルの主張が大きいと言えます。

飽きのこない造形が、人気の秘訣ですね。

>現在人気のモデル

他の人気モデルも見ていきましょう。

ONE STAR
アッパーにレザーを採用したローカットモデルです。両サイドに配置されたスターが存在感を主張します。現行モデルは白・黒・赤の3色。スタイリッシュに決めたい時に使いたいモデルですね。

JACK PURCELL
つま先部分に「スマイル」があり、ヒールに「ヒゲ」を持つ、ユニークなモデルです。こちらも、登場以来半世紀以上に渡って人気を維持しているモデルです。CANVAS ALL STAR OXと比べると、ややしっかりと作られている印象があり、かかとの収まりも上々です。足元にカワイさを求める方にピッタリ。

CT70

海外モデル。特に2022年頃からより一層、日本国内の輸入が難しくなっているシリーズになります。通常のALL STARのモデルよりもソールが厚かったりクッション性も向上しています。日本でも現在プレミア価格が付きやすい人気のモデルです。※フェイク品も増えていますのでご注意ください。

まとめ

いかがでしたか？今回はストリートにおける定番、コンバースについて取り上げました。キャンパス地のスニーカーならコレ！と指名買いする方も多いブランドです。履き心地も軽く、シンプルなのでどんなファッションに難しく考えずにフィッティング可能です。普段使いにもオシャレ向けにも、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてみて下さい。