モンブランの歴史とは？高級ボールペン・万年筆の特徴まで徹底解説

 

はじめに

高級筆記具メーカーとして知られている「モンブラン」。

近年では腕時計やフレグランス、革製品など幅広い商品を展開しています。

そのなかでも万年筆への評価は高く、かのジョン・F・ケネディ大統領や文豪 三島由紀夫などが愛用していたことでも有名です。

ここまで知名度が高くなったのは、モンブランが築き上げた歴史があってこそではないでしょうか？

そこで今回は、モンブランの歴史から代表的な筆記具であるボールペン・万年筆の特徴についてご紹介します。

最後まで読めば、モンブランの魅力に改めて気づけることを保証します。

ぜひともご覧ください。

モンブランの歴史について

モンブランは創業当初「シンプロ・フィラーペン・カンパニー」という社名で1906年からスタート。

もともとはハンブルクの文房具店の主人と銀行家、ベルリンのドイツ人エンジニアの3人によって万年筆の製造が開始しました。

それから3年後の1909年には、安全性を高めた万年筆「ルージュ・エ・ノワール」を発売しました。

万年筆の品質の高さから、まるでアルプス山脈のなかでも最高峰モンブランのような筆記具の頂点であることから「モンブラン」の名を世界に確立しました。

そして1910年にはモンブランの名前を商標登録し、以後全ての筆記具にその名を用いいています。

それからモンブランの頂を覆う雪のような「ホワイトスター」マークが誕生したのは1915年のことでした。

1924年にはモンブランの最高傑作としても有名なコレクション「マイスターシュテュック」が登場しました。

その完成度の高さから、世界が認める最高峰として筆記具メーカーのなかでも時代を塗り替える年になりました。

それから5年後の1929年には、モンブラン山の標高を示す「4810」の数字が筆記具につけられるようになったことでも有名です。
1934年に社名を「モンブラン シンプロ有限会社」に変更。

1935年にはモンブランの代表作品「マイスターシュテュック」に生涯保証が付与されました。

さらに同じ年にはドイツのオッフェンバッハにあるレザーグッズメーカーを買収したことにより、筆記具だけでなく高品質レザーを使ったペンケースやノートの製造も開始しました。

第二次世界大戦に入ったことで工場が破壊されるといった危機に陥りましたが、終戦後の1946に再建。

モンブランはデンマークでも製造を開始し、海外へと支店拡大を行っていきました。

1949年には戦後型「マイスターシュテュック146」と「144」を発売。

そして1952年に発売された「マイスターシュテュック149」をきっかけに世界規模で大成功を収めました。

筆記具界で最高峰の地位を確立させ、現在に至るまで圧倒的な実力を築き上げています。

モンブランのボールペン・万年筆の特徴

世界最高峰の筆記具として有名なモンブランの最大の特徴は、品質の高さです。

万年筆は慣れていない人にとっては書きづらいものですが、モンブランの製品はスラスラと滑らかな書き心地を楽しめます。

また熟練の職人によって書いたときの「音」にまでこだわりがあり、書くたびに均一的でバランスの取れたリズム感が響き渡ります。

また見た目としてもジュエリーのような高級感があるため、持っているだけで周囲と差をつけられるオシャレさも特徴の一つ。

艶のある漆黒のボディには「ブラック・プレシャス・レジン」という材質を採用しており、いつまでも変わることのない美しさを楽しむことができます。

最後の特徴として、モンブランのボールペン・万年筆には最高峰の証でもある「ホワイトスター」のアイコンが入っています。

所有者のポテンシャルを上げてくれる特徴の数々は、まさに究極の逸品と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

まとめ

今回は、モンブランの歴史からボールペン・万年筆の特徴をご紹介しました。

歴史から最高峰の筆記具といわれる理由を理解できたのではないでしょうか。

一生使い続けられる筆記具の購入を考えるなら、ぜひモンブランを選んでくださいね。