テレホンカード（テレカ）の人気はある？ない？｜コレクターへの需要が明らかに

テレホンカードといえば、30年ほど前まではほとんどの人が持っていたでしょう。しかし、現在テレホンカードを使っている人は滅多にいません。そこで、テレホンカードに人気はあるのか、そしてその意外な需要についてお話していきます。

今、テレホンカード（テレカ）は使える？使えない？

結論から言うと、テレホンカードは現在も使用可能です。
ただ、使える場面ば減少しています。
その理由の1つは、公衆電話が減っていることです。携帯電話が普及した現在、公衆電話の数はピーク時の1/5まで減少してしまっています。そのため、テレホンカードを活用することが難しくなっています。
そして、新設されている公衆電話の特徴にも理由があります。現在新しく設置されている公衆電話は、硬貨専用のものが多いようです。なので、テレホンカードを使用できる公衆電話も減ってきています。

加えて、使用できるテレホンカードの種類も限られています。テレホンカードには、ICテレホンカードと磁気式テレホンカードの2種類があるのですが、現在は後者のみが使用可能です。磁気式テレホンカードには度数というものがあり、度数によって通話できる時間が変わります。現在では、50度数と105度数の2種類の磁気式テレホンカードのみが取り扱われています。過去にはこの2つより度数の高いテレホンカードも販売されていましたが、不正利用などにより現在は使用することもできません。

しかし、使用可能なものであれば問題なく使えます。使えなくなってしまった種類のテレホンカードを使える種類のものに交換してもらうことも可能ですので、テレホンカードが完全に根絶えてしまったというわけではありません。

テレホンカード（テレカ）って価値あるの？

テレホンカードは使用する機会が少ないこともあり、需要は年々減少傾向にあるといえます。公衆電話を使用することがないため、過去に買ったテレホンカードが眠っているということもあるでしょう。しかし、実は高価買取が可能なほどのレアものなテレホンカードもあるのです。そのため、実用の機会は減っているものの、まだ価値はあるといえます。

人気のテレホンカード（テレカ）を処分するとき買取ってもらえる？

テレホンカードは、専門業者や金券ショップで買い取ってもらうことができます。度数や絵柄から値段を査定し、その分の金額で購入してもらえます。特に人気のテレホンカードは高値で買い取ってもらえることが多く、金券ショップで買い取っているテレホンカードのほとんどがプレミア付きのものです。

需要のあるプレミアがつくテレホンカード（テレカ）の例

テレホンカードの中には、希少性などの理由から高額買取をしてもらえるものがあります。そのようなプレミアつきテレホンカードをいくつか紹介します。

未使用のテレカ

未使用で状態の良いテレホンカードは、使用済みのものと比べ需要があります。さらに、後述の絵柄が珍しいテレホンカードが未使用であると、より高値で売れることが多いです。使用済みであっても、かなりのプレミア価値があるものであれば買い取ってもらうことも可能です。

ディズニー

ディズニーのテレホンカードは、プレミアがつくものが多いようです。その中でも特に、◯周年記念などのアニバーサリーものに高い価値がつくようです。その理由として、記念の年にしか発行されておらず希少価値が高いからと考えられます。また、状態の良いものも高価買取に繋がりやすいみたいです。

野球

野球など、スポーツのテレホンカードもプレミアつきであることが多いです。選手の写真やサインがあるものだと特に価値が高く、現在引退されていたりあまり人気がない選手でも買い取ってもらえます。

アニメ

アニメのテレホンカードは、かなりの金額で取引されています。雑誌の限定付録など、希少性が高いものだと驚くような値段で売れることがあります。プレミアつきテレホンカードの中でも、最も高値がつく部類がアニメといえるでしょう。

テレホンカードの需要はコレクターへ

テレホンカードを実際に使う機会は減ってしまいましたが、代わりにコレクターの間で価値が高まってます。特にレア物は破格の値段で売買されることもあり、意外にもテレホンカードの人気は今でも消えていません。

まとめ

テレホンカードを公衆電話で使用することはほとんどなくなってしまいました。しかし、マニアの間で需要があるため、テレホンカードの価値は今後高くなる可能性もあります。時代の変化に伴って、テレホンカードの需要も変化したといえるでしょう。