■yohji yamamoto(ヨウジヤマモト)の歴史と凄さに迫る
「黒の衝撃!?ヨウジヤマモトってどんなブランドなの!?」
こんにちは!
今回は世界的にも大有名なブランド「ヨウジヤマモト」に関してご紹介できたらと思います。
「ヨウジヤマモト」はあの大人気ブランド「コムデギャルソン」とも関わりが深く、同時期にパリコレに出演するなどの歴史があります。
今回はそんな「ヨウジヤマモト」の歴史や特徴に関して迫っていきましょう!
・デザイナー「山本耀司」さんが立ち上げたブランドなので「ヨウジヤマモト」です!
「ヨウジヤマモト」のブランド名の由来は、単純にデザイナーである山本耀司さんが立ち上げたから、ただそれだけです。
ヨウジヤマモトはデザイナーである山本耀司さんが立ち上げたブランドで、山本さんはまずは1972年に既製服部門として株式会社Y’s(ワイズ)を設立し、1976年には青山に初の直営店をオープンさせました。
この時の隣のお店はなんとあの「コムデギャルソン」だったそうです。
ちなみに、山本さんとコムデギャルソンの代表者である川久保玲さんは年齢も近く、またお二人共慶應義塾大学の出身とのことで、なにかと共通点があることも特徴です。
この株式会社Y’sですが、1977年には東京コレクションにデビューし、1981年にはパリのプレタポルテコレクション、そして1982年にはニューヨークコレクションにもデビューし、この時に「ヨウジヤマモト」のブランドも始まりました!
・ヨウジヤマモトと言えば「黒の衝撃」!?
1981年のパリプレタポルテコレクションにはコムデギャルソンも参加しましたが、ヨウジヤマモトと共に、日本から参加した2つのブランドが、両ブランド共に黒を基調としたコレクションを披露したことから「黒の衝撃」と呼ばれる一大旋風を巻き起こしました。
この頃まで、高級既製服の中で「黒」を使うことはどこかタブー視されていましたので「黒色」の魅力を全面的に打ち出したこの2つのブランドは、世界中に絶大な「衝撃」を与えました。
また「ヨウジヤマモト」では虫食いのような穴やカギ裂き、ほつれなどを利用したデザインを多用し、ボロ切れのように見えるディテールからも「ボロルック」と呼ばれ、1980年代前半には大ブームとなりました。
その後1986年には第4回毎日ファッション対象を受賞し、1988年には株式会社ヨウジデザイン研究所を設立、それ以降、パリを拠点にコレクションを展開する大人気ブランドとして展開されています。
・「映画」で「ヨウジヤマモト」は再注目されました!
これまで、他のブランドでも「映画」の劇中で着用されたことにより、注目を浴びるケースは珍しくなかったのですが、「ヨウジヤマモト」も同じく映画と深い関わりを持っており、2001年に北野武監督の作品「BROTHER」の衣装を担当しました。
その際に北野監督はヨウジヤマモトのお洋服を非常に気に入り、その後の北野監督の作品である「座頭市」「アウトレイジ」などの衣装もヨウジヤマモトが担当しています。
また、北野武さんはそれ以来プライベートでもヨウジヤマモトのお洋服を愛用しているそうですよ!
・その後一度「ヨウジヤマモト」は潰れかかりましたが、すぐに再起しました!
2000年代に入り、映画で着目されることにより、ますます人気を高めたヨウジヤマモトは2003年に初の旗艦店を東京・六本木にオープンさせています。
また、2005年にはイタリア・フィレンツェにもアウトレットショップをオープンさせ、さらにはアメリカでのビジネス展開を見据えたショールームをニューヨークにオープンさせるなど、着々と事業を展開していきます。
その後日本でもアクセサリーのラインを立ち上げるなど、ますます活躍していき、2008年にはパリにも旗艦店をオープンさせましたし、中国でファッションショーを実施するなど、世界へとどんどん進出していました。
しかしながら、翌年2009年秋にはヨウジヤマモトは民事再生法の適用を申請し、一度倒産することになりました。
2008年に起こったリーマンショックの煽りを受け、売上の減少と、海外への積極的な事業展開により、資金繰りが悪化してしまったことが原因だそうです。
しかし、その後、投資会社インテグラルのスポンサー契約などを受け、またたくまに新会社を設立し、チーフデザイナーを再び山本耀司さんが手掛けるということで、早期に回復を図りました。
その後の「ヨウジヤマモト」の活躍はなかなか好調で、日本国内でのショーだけではなく、イギリスの博物館で展覧会が開かれ、さらに2012年にはフランス芸術文化勲章である「コマンドゥール」賞も受賞しています。
・ヨウジヤマモトは黒を貴重とした「モード系」のブランドです!
ヨウジヤマモトのお洋服は、現在でも20代前半を中心とした若者たちに人気です。
また、いくつものブランドのラインを展開しており、男女共にターゲット層となっています。
ブランドの特徴としては「モード系」になっており、カジュアルでも可愛らしい感じでもなく「クール系」です。
また、1970年代からスタートしているレディースラインである「Y’s(ワイズ)」も「自立した女性」をテーマに古くから展開していることから、とにかく「自立した」「独特な」イメージであることは分かりやすいと思います。
また「自立した働く女性」などをターゲットとしていますので、価格帯としては少しお高く「ハイブランド」の部類に入ります。
誰にでも人気がある「カジュアル系」のブランドではないのですが「モード系」のブランドとしては絶大の人気を誇り、著名人の中にも大ファンの方が多数いらっしゃります。
また、相変わらず「黒」を基調としています。
・近年では「アニメ」とのコラボレーションでも話題を生みました!
現在では日本のアニメーションは世界的な人気を誇っていますが、「ヨウジヤマモト」はそんな流れからか「ONEPIECE」「エヴァンゲリオン」「仮面ライダー」など、様々な「有名アニメ」とのコラボレーションした衣類を生み出しました!
こちらのコラボを気に、今まではファッションに興味のなかった「アニメ好き」にも「ヨウジヤマモト」の名前が知れ渡ることとなります。
もちろんこれらのアニメは世界的に人気を誇っていますので、改めて「ヨウジヤマモト」の名前は世界に広がることとなりました。
ちなみに、これらのコラボレーションのお洋服たちも、相変わらず「黒」を基調としたスタイリッシュなデザインとなっています。
以上簡単ですが有名ブランド「ヨウジヤマモト」についてご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
1980年代初頭に「黒の衝撃」としてスタートしてから、現在では再起を経て「ONEPIECE」とコラボレーションするなど、とにかく時代に合わせた流れを経て、どんどん進化を続けるブランドとなっています。
これからも、ますます、さらなる「奇抜な」動きを見せてくれそうですね!
そんな「ヨウジヤマモト」、ハイブランドですので、なかなか手が出ない方も多いのでは、と思いますが、是非とも一度、まずは1枚購入されてみてはいかがでしょうか!?
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