From Tokyo to 世界 HUMAN MADEについて徹底解析
今回は創業から約10年ほどの比較的若いストリートブランドであるHUMAN MADEについてご紹介いたします。若いといっても、国内の芸能人を始め、海外のセレブリティにも愛用が続出している注目ブランドで、他のストリートブランドとは一線を画す位置ずけといってもいいのかもしれませんが…今回はそんな東京発世界に羽ばたくブランドHUMAN MADEについて、ブランドヒストリーから、なぜそんなに人気があるのかその秘密に触れながらご紹介したいと思います。
HUMAN MADEの歴史
HUMAN MADEは日本のブランドで、2010年に東京でスタートしたA Bathing Apeのデザイナーとしても知られているNIGO氏がデザインするライフスタイルブランドになります。
HUMAN MADEの歴史を語る上で触れざるを得ないのが、デザイナーのNIGO氏について。
あえて書く必要もないところですが、NIGO氏は90年代の裏原宿ブームを牽引した「A Bathing Ape」の創業者でもあります。
世界規模で見るとハイファッション業界には、日本人ファッションデザイナーとして、コムデギャルソンの川久保玲さんや、ヨージヤマモトの山本耀司さん、ISSY MIYAKEの三宅一生さんなどが知られていましたが、ストリートから世界に羽ばたい日本人デザイナーとしてはNIGO氏が一番知られているところではないでしょうか。ちなみに2021年にはパリコレでお馴染みのKENZOのアーティスティックディレクターに就任されており、ストリート出身という異色のキャリアから老舗メゾン系のディレクター就任ということで注目のニュースになりました。
HUMAN MADEのブランドコンセプト
HUMAN MADEブランドコンセプトは「過去と未来の融合」とされており、ヴィンテージアイテムをこよなく愛するNIGO氏のフィルターを通したモダンなテイストと、アメカジブランドの老舗WAREHOUSEからの技術協力を経て作られるクラフトマンシップが感じられるブランドです。また、他には「ストリートから地球生活を面白く」というモットーを掲げており、そのモットーを実現すべく、衣服に限らず様々な商品展開が行われいます。
HUMAN MADEの特色
HUMAN MADEは、ワーク、ミリタリー、スポーツ、アウトドア、ストリートなどのテイストをNIGO風にアレンジしたアイテムが特徴的で、Adidas Originals、KAWS、COCA COLA、BLUE BOTTEL COFFEEなどとのコラボレーションも行われています。裏原にルーツを持つNIGO氏ですが、同じストリートにルーツを持つブランド同士がコラボする例は多くあれど、ファッションやバックグラウンドに囚われることなく、生活雑貨や食品などのカテゴリーとコラボされているのは、HUMAN MADEがライフスタイルブランドである所以でしょうか。
つまり、NIGO氏らしさ、NIGO氏のセンスに共感される方から人気を集めているブランドと言えるかもしれませんね。
HUMAN MADEとアーティスト
前述のようにコラボレーションを積極的に行うことで、知名度が広がり、人気を集めているHUMAN MADEですが、他方でストリートブランドらしく多数のアーティストとのコラボ、タイアップなども注目されています。その中でも特に代表的な例が、「HAPPY」で世界的なヒットを飛ばした、元N.E.R.Dのファレル・ウィリアムズ。ビヨンセの夫でもあり自身もラッパーのジェイ・Z、ジャニーズでは、木村拓哉さん、香取慎吾さん。また、GENERATIONSの関口メンディーさんや三代目のNAOTOさんなどにも愛用者がいます。
その他、若い世代にも人気があり、ラッパーのJP THE WAVYとの関係。JP THE WAVYはHUMAN MADEのファンということもあって、MVや私服などでも愛用されているようです。
さらには、メンズだけに限らず小島陽菜さんや、橋本環奈さん、生見愛瑠さんなど女性タレントの間でも愛用者が多数いらっしゃるようです。
HUMAN MADEを買えるところ
創設当初は取り扱いがセレクトショップオンリーでしたが現在は実店舗でも購入できるようになっています。
公式サイトによると国内でHUMAN MADEを買えるショップは、旗艦店である渋谷のHUMAN MADE実店舗のほか、京都の中京区にあるHUMAN MDE 1928、旗艦店と同じく渋谷のパルコにあるHUMAN MADE 渋谷PARCO、ラフォーレ原宿内のHUMAN MADE HARAJUKUになります。
上記に加え海外にも店舗があり、アジア・オセアニアでは台湾、香港、タイ、UAE、オーストラリアに各1店舗、韓国に4店舗、欧米ではアメリカのNY、マイアミ、クリーブランド、デトロイト、ボストン、LA、サンフランシスコ、ノーフォーク、ワシントン、シカゴなどに加え、カナダのバンクーバー、トロント、メキシコのメキシコシティ、イギリスのロンドン、グラスゴー、ニューカッスル、オランダのアムステルダムなど、世界に展開されています。
まとめ
以上がHUMAN MADEに関するご紹介になります。90年代、裏原ブームを牽引した筆頭ブランドのA Bathing ApeのデザイナーにしてマルチクリエイターのNIGO氏。最盛期に比べるとその勢いに陰りは見えたかに思えましたが、ファッションを通じてNIGO氏が表現したかったものは、よく衣食住というように、衣服に限らないライフスタイルに至ることで大成したのかもしれませんね。これまでの様々なブランドとのコラボはもちろん、今後のHUMAN MADEの動向、NIGO氏の企みはまだまだ目が離せなさそうです。
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