◎響ウイスキーの歴史と特徴、中古価格相場の推移について
響ウイスキーは、サントリーの伝統的なブレンド技術を活かして作られた最高級ブランド。
「人と自然が響き合う」という企業理念のもと『響』と名付けられ、サントリーがブレンドにこだわり抜いて 作 られたウイスキーです。
こちらでは「響ウイスキー」の歴史、特徴、中古価格相場の推移についてご紹介します。
響ウイスキーの歴史について
『響』は、サントリー創業90周年にあたる1989年に「最高峰」と呼ぶにふさわしいウイスキーとして開発したウイスキーです。
質の高いブレンデッドウイスキーを生み出すには、樽ごとに異なる個性を把握し、その樽の最適な配合を右生み出す必要があります。そして、それぞれの熟成のピークを見定め、最適なタイミングでブレンドし、それをまとめあげていく技術が求められます。
響ウイスキーには、そんなサントリーの歴代ブレンデッドウイスキーのレシピや、そのレシピを形にした歴代ブレンダーが培ってきた匠の技術が集結し、誕生しました。
サントリー創業者・鳥井信次郎氏は、日本人の感性で、日本の風土を生かし、日本人の繊細な味覚に合ったウイスキーを造ることを目指していました。「響」という名には「人と自然が響き合う」という想いのもと名付けられ、世界中で高評価を得られています。
2004年には国際的な酒類コンペティションの中でも最も権威のあるISCで「響30年」が最高賞を受賞。2008年には3年連続4回目の最高賞を受賞、2015年には「響21年」が3年連続で最高賞を獲得するなど、数々の偉業を成し遂げています。
響ウイスキーの特徴について
「響」にふさわしい酒齢17年以上の長期熟成モルト原酒を厳選し、グレーン厳守とブレンドさせています。そのブレンド技術はとても高度な技によって生み出され、パイナップルやベリー類のようなフルーティーな香りと、甘い香りのバランスが特徴的です。
味わいは、とても軽やかなものでウイスキーの最高峰としてふさわしいものとなっています。
日本では、ウイスキーを水割りで飲むことが多くありますが、響は水を加えることでさらにフルーティーな味わいになるという特徴もあり、日本人のために作られたウイスキーと言えるでしょう。
また、クセがなく初心者でも飲みやすいお酒としても好まれている理由なのではないでしょうか。
響のラインナップは、「響12年」、「響17年」、「響21年」、「響30年」などがあり、それぞれの種類によって、様々な味わいが楽しめます。
また響には様々な種類があり、中でも「響12年」、「響17年」はプレミア価格になっており、品薄状態が続いています。さらに長期熟成された「響21年」は、定価に対する値上がり率は比較的低く購入しやすくなっています。
また「響30年」は、最上級品として位置付けられ希少価値が高く、財産的な意味も持つものとなっています。
棚に飾っているだけでも満足感を得られるようなもので、年間に数千本しか生産できない貴重品です。アジア圏では、人気NO.1とも言われています。最安値は一定ですが、平均価格の変動があり買取を考えている場合は、タイミングを見る必要があります。
ブレンデッドウイスキーの中でも最高峰と言われているものなので、高騰が著しく、今後も目が離せません。
「響ウイスキー」の歴史、特徴、中古価格相場についてご紹介します。
ブレンデッドウイスキーの中でも、最高峰とされる「響」は価格推移の変動も激しく、家に放置しているものがある場合は、しっかりと査定してもらいましょう。買取に出すタイミングによっては、プレミア価格になる可能性もあります。また、奥深い風味豊かな「響」を特別な日に、大切な人と楽しむのもいいのではないでしょうか。
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