大人気ブランド・コムデギャルソンの人気に迫る！

皆さんこんにちは！
今日はオシャレ好きを中心に幅広い層から根強い人気を誇っているブランド「コムデギャルソン」に関してご紹介させていただけたら、と思います。
「コムデギャルソン」というと少し高級なブランドにあたり「名前を聞いたことはあるけれども、詳しい詳細は分からない、どうすごいの？」と思われる方も多いのではないでしょうか？
今日はそんな「コムデギャルソン」の歴史や人気に関して迫っていきたいと思います！

コムデギャルソンは1970年頃作られたブランド

「コムデギャルソン」は日本の女性ファッションデザイナーである川久保玲さんが1969年に設立した高級既製服ブランドです。
通称は「ギャルソン」と呼ばれています。

この川久保玲さんですが1942年生まれ、「モード界の女帝」と呼ばれるほどの実力の持ち主で、現在でもコムデギャルソンの代表として名を連ねています。また、多様な才能の持ち主で慶應義塾大学文学部哲学科を出ていらっしゃります。

小さな頃から「秀才」として能力を発揮してきたようで、昔は大学に進む女性が少ない中、しっかりと大学を卒業されていて今となってもデザインと経営の両方の才能を持つファッションデザイナーはとても稀なようです。
川久保さんは独立資本で16ものブランドを抱える「CDG帝国」を築いており、彼女は世界的に見ても異様な才能を誇っています。

また、昔の日本の『女性は家にいるべきだ』という風潮を破り、1970年代から活躍していることからも日本において、ファッション業界だけではなく「女性の社会進出」を進める１つのきっかけを作ったことは間違いないのではないでしょうか。

コムデギャルソンを通じて、日本国内から欧米諸国においても、様々な賞の受賞経歴があります。
そんな川久保さんですが、残念ながらインタビューを嫌い、さらには写真も嫌い、とのことでメディアの前にはあまり登場せず、マスコミからの取材も基本的に断るというスタンスを貫いていらっしゃるので、彼女に関しては多くが謎に包まれています。

結果として、彼女の持つそのようなスタイルも「コムデギャルソン」の人気の一因なのかもしれないですね。

コムデギャルソンはパリコレにも参加した、世界的に有名なブランド

そんなコムデギャルソンですが、1973年には株式会社コムデギャルソンとして法人化されます。
本社は東京都港区南青山にあり、東京コレクションには1975年からそして、なんとパリコレクション（通称「パリコレ」）にも1981年から参加しているのです
現在では日本国内だけではなく、ロンドン・ニューヨーク・パリなど世界各地に直営店を持ち、その店舗数は200店舗を越えるほどです。

また、一時期は衣類でだけではなく家具も手掛けておりましたし、その他北京オリンピックの際には水着のデザインも実施、2017年にはニューヨークのメトロポリタン美術館でも展示が行われるなどの、数々の「偉業」を成し遂げている、日本が世界に誇るべきブランドの１つとなっています！

洋服のイメージは「奇抜」で「独特」なものが多いです

「コムデギャルソン」の意味はフランス語で「少年のように」を意味します。
そんなブランド名の由来からも分かるように「奇抜」で「前衛的」「独創的」「自由」なイメージの洋服が多いことも特徴です。

また、色々なブランドに興味のある人が、様々なブランドの洋服を買っていても、結局コムデギャルソンのお洋服に戻ることも多いと言われています。
そんな流れから「ファッションの帰着点」とも呼ばれているほど、実は「オシャレ好き」からは大人気のブランドなのです！

「プレイ・コムデギャルソン」のハートブランドのロゴは、オシャレにあまり興味がない方でも、一度は見たことがあるのではないかというほど現在では有名になっています。
以前はドラマの劇中でも多用されていましたし、あの有名な赤いハートに顔の付いたロゴを見ると「ああ、あれってコムデギャルソンだったのね！」と頷く方も多いのではと思います。

非常に特徴的なブランドとなっていますので「オシャレ好き」ではない方が着こなすことは難しいのかもしれませんが少しずつ取り入れることにより、オシャレを学んでいくことができるのではないでしょうか・・・？

現在は4人のデザイナーがメインとして活躍されています

コムデギャルソンの主要デザイナーは現在では4人います。
川久保さんに加え、渡辺淳弥さん、栗原たおさん、二宮啓さんがいらっしゃります。

ちなみに、社長は川久保さんが務められており、副社長は渡辺さんが務められています。
コムデギャルソンではデザイナーが経営面でも責任を持つという姿勢を明確にしており、こういう経営方針のブランドは稀ですのでこの辺りからも「独創的」なブランドであることが伺えるのではないでしょうか。

また、デザイナーによってデザインへのアプローチも異なることも大きな特徴です。

ターゲット層は特になく「老若男女誰でも」ターゲットです

コムデギャルソンが発信している情報によると、ターゲット層は「なし」となっていますが、実際にはなかなかお値段も張ることから、富裕層で黒系のお洋服を好む人をターゲットとしているのではないか、と言われています。
有名人からの人気ももちろん高く、20代から60代まで幅広い層からの支持を得ています。
また一口に「コムデギャルソン」と言っても、その中には多数のブランドを抱えており、PLAYコムデギャルソンというキャラクターブランドは価格帯が安く、低価格である商品は若い世代からも人気です。

さらにはplayキッズウエアと呼ばれる子供服のラインも展開しており、子供服の販売もしていますが、価格帯としてはシャツ1枚で2万円弱と、少しお高めです。

メンズ、レディースも共に展開していることから、結局のところ老若男女誰でも「コムデギャルソン」の対象者となっています。

コムデギャルソンとよく比較されるブランドに「ヨウジヤマモト」などもありますが、いずれにせよコムデギャルソンは日本人女性が創設した、世界に誇る大人気ブランドとなっています。
もうまもなく80歳を迎えようとしている川久保さんですが、まだまだ現役でバリバリと活躍されており今後の活躍にも非常に期待がされています！
「オシャレ好き」なら誰でも知っている「コムデギャルソン」のお洋服ですので、まずはその世界観を感じていただき1枚手に取ってみてはいかがでしょうか？確実にファッションの幅が広がることは間違いありません。