VVFケーブルの使い道とは

はじめに
家の中の配線に強い人でなければ、VVFケーブルと言ってもピンとこないでしょう。この記事では、このVVFケーブルというものが何に使われるのかについて説明していきます。名前は聞いたことがなくても、意外と身近なところで使われています。
VVFケーブルとは?
そもそもVVFケーブルとは何かと言われたら、屋内の配線に使われるビニルシースケーブルと言うのが簡単な説明になります。人間が生活して行く上で使う電気は、電柱から受変電設備を経て、各配電盤に送られ、ようやくコンセントや照明などに辿り着くようになっています。
この流れの中で、VVFケーブルは各配電盤から負荷と呼ばれるコンセントや照明などに電気が流れる時に使われます。だから屋外では使われることがなく、屋内専用と言われるのです。
電流が小さいならケーブルもそこまで太くなくて良く、小さな電流を流すために使われるためVVFケーブルはかなり細いです。種類は3つで、1.6mm、2.0mm、2.6mmの太さしかありません。これなら家庭内で使われていたとしても邪魔になりませんよね。
VVFケーブルは家庭内の各所に使われる
そんなVVFケーブルですが、各配電盤から負荷までに使われるわけですから、使用箇所の例をあげればきりがないほどです。コンセントや照明については先ほど触れましたが、それ以外でもエアコンの配線にも使われます。
このように、VVFケーブルと言えば屋内の配線全般に使われると思ってください。
VVFケーブルがカラフルな理由
ちなみに、VVFケーブルは結構カラフルで、赤や青、黄色にグレーなどがあります。色分けされるのは、電源の種別をすぐにわかるようにするためです。一般的にはグレーが使われるのですが、非常回路は赤などの目立つ色にしておけば何かあった時にわかりやすいのです。
屋内に使われるのがVVFケーブルということは、別に一般家庭に限られた話ではありません。商業施設などでは、工事をミスを防ぐ目的で場所に応じて色分けをしていることもあります。たくさんの電気を色々なところで使う施設で工事を行う場合には、シンプルながらわかりやすい方法ですよね。
もしケーブルをつなぎ間違えてしまったら、動くはずのものが動かなくなり首をひねることに。しかし、色分けしていればこのようなミスは少なくなり、工事もスムーズに進みます。
VVFケーブルには寿命がある
ケーブルというからには、いつまでも半永久的に使えるということはありません。VVFケーブルもその例外ではなく、寿命は大体20~30年と言われています。かなり長い寿命ではありますが、屋内で使われるなら戸建ての場合、住んでいる間に点検が必要になってきます。
寿命が短くなる原因に、許容した電流以上の電流を流してしまうことなどが挙げられるので、20年経つ前にチェックしてもらうことも安全確認としては意味のある行為です。
ただ、安心してほしいのは、VVFケーブルの寿命が尽きてもいきなりどうこうしなければならないというリスクは発生しないということです。もしこのような事例があればVVFケーブルが使われることはないでしょう。家の点検をがっつりしている人ばかりではありませんからね。
絶縁性能という漏電や感電を防ぐ機能が失われるとVVFケーブルは使えなくなります。この状態のままずっと放置していると、最悪漏電してしまって火事になることもなくはないので、業者による点検は必要です。
あまり知られていませんが、一般家庭でよく使われ、かつまれに点検が必要なVVFケーブルは、正しい情報を得て動くべき時に動けるようにしておきましょう。今、もしあなたの住んでいる家が築20年以上経っているなら、VVFケーブルの定期点検を業者にお願いしておいた方が安心かもしれませんね。
まとめ
屋内なら身近なところで使われているVVFケーブル。使い勝手が良い反面、寿命が尽きる時には点検が必要になってくることは覚えておきましょう。正しい知識を持っていれば、30年後も40年後も自宅で快適に電気を使えるはずです。
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