Patagoniaを代表するアウターを3つに絞って詳しく解説

1973年に設立し、50年以上にわたりアウトドアギア、そしてファッションアイテムとしても愛されているパタゴニア。

冬の定番アイテムのフリースジャケットについては前回解説させていただきましたが
今回はその他の定番アウターから古着人気の高いアウターまで、3アイテムに厳選して解説させていただきます。

ダウン・セーター

パタゴニアのダウンジャケットの定番といえばダウン・セーター。
わずか350g～400g程度の重さしかなく、軽量コンパクトでバッグ等に収納もしやすく羽織るだけで体温調節も簡単。

800フィルパワーのダウンを使用しており、素材はリサイクル素材を使用し環境配慮にも優れています。
デザインは非常にシンプルでタグが無ければパタゴニアとはわからないミニマルさ。
シェル等と合わせてインナーダウンとして使用されてる方もいらっしゃいます。

1枚あれば日常からアウトドアまで幅広く活躍するアイテムです。

フィッツロイ・ダウン・フーディ

ダウンセーターと比べるとフードが付き、より登山やアウトドアを意識し極寒地に対応した設計をしているのがフィッツロイダウンフーディ。
名前のフィッツロイはアルゼンチンとチリの国境にあるフィッツロイ山から取られています。
ダウン・セーターと同じ800フィルパワーのダウンを使用していますが、よりボリュームが増しており防寒性も向上しています。
アウターらしいダウンジャケットでイメージするのはこちらのアイテムの方も多いでしょう。

実用性を重視したシルエットはボリューム感があり、近年のファッションの流行とも合わせやすい印象です。

DAS・パーカ

古着市場でとても人気の高いジャケットがDASパーカ。「Dead Air Space」を略してDAS（ダス）と呼ばれています。
1992年に発売され年代によって

上の2点とは違い中綿を使用していることが最大の特徴であり、湿気に強いメリットがあります。

カラフルな配色が多いことも特徴であり、さまざまな配色が存在します。
1年しか生産されていない色も多く、特に人気のカラーはバターナッツ、ゲッコーグリーンなどといった名称で呼ばれることも。

特徴的な丸みを帯びたシルエットも評価が高く配色、シルエットの両方で評価されていることが近年高騰の理由。

アメリカ軍向けに少量作られたMARSと呼ばれるラインもあり、こちらも高値で取引されています。

2016年に廃盤となるも2020年に再度発売されるという背景も。

同時期に同じ中綿を使用し発売されていたファイヤーボール・ジャケットというアイテムも近年高騰しており
そちらはフードの付かないDASパーカのようなイメージ、こちらもおすすめのアイテムです。

まとめ

前回に引き続きパタゴニアのアウターを紹介させていただきました。
今回紹介した3アイテムの他にもたくさんの種類があり、自分の好みのアイテムを探すことができます。

ぜひパタゴニアのフリースジャケットを探してみてはいかがでしょうか？