骨董品の魅力・価値・意味
目次
・骨董品の意味・定義
骨董品と聞くと、絵画や陶磁器を想像される方も多いかと思います。
骨董品とは、一般的に「100年以上前に作られたもの」を定義として根付いています。
辞書で「骨董品」を調べてみると、「美術的な価値や希少価値のある古美術や古道具類、または、古いだけで実際の役には立たなくなったもの」
wikipediaでは、「骨董品とは、希少価値のある古美術や古道具のことである。」と記載されています。
ただし、必ずしも100年以上経過をしてないと骨董品と呼べないわけではありません。
そして、ただ100年以上経過している物でも、有名作家が作った品や歴史ある品など、「古くて価値のある品」を指します。
さらに、歴史を読み取れる品で且つ、希少性の高い品を『骨董品』として定義されます。
・骨董品とアンティークは同じもの?
また、骨董品と同じような意味で「アンティーク」という読み方があります。
こちらのアンティークは、ヨーロッパの100年以上前に作られた古い家具や雑貨などを指しています。骨董品は、日本で作られた価値のあるこ美術品や陶磁器などを示すときによく使われます。
・骨董品と古美術の違い?
骨董品以外にも、「古美術」はご存知でしょうか?
「古美術」は、古い絵画や掛け軸など美術品の総称をいいます。
具体的には、壺、絵画、掛け軸、刀剣、象牙などがあります。
骨董品と古美術の違いは、美術的価値の違いです。
骨董品の中でも、より美術品としての価値の高い美術品を呼びます。
・骨董品の価値
そもそも、この骨董品として価値が根付くようになったのは、アメリカがきっかけで、19世紀のアメリカで決められた基準で、その後GATT(関税と貿易に関する一般協定)やWTO(世界貿易機関)などで採用されるようになり、現在は国際基準としてコレクターや投資家の間での基準となっています。
有名作家・作者による作品
骨董品には、制作した作者や作家によって価値が異なることが多々あります。
室町時代に足利氏によって中国から感銘を受けた文化を取り入れると、日本の骨董品は、そこから江戸時代~明治時代にかけて技師の技術が進展します。
例えば「北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)氏」という人物をご存知でしょうか?
彼は大正・昭和を代表する陶芸、絵画、篆刻、書、美食など多岐に渡って活動してきた芸術家です。
「北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)氏」が制作した皿であれば、似ている皿があったとしても数百万円の差額が生じることだってあります。
それだけ、有名作家や作者は非常に重要であるため、有名作家は頭に入れておきましょう。
希少性について
骨董品の中でも、世に出回ってる数少ない品の場合、高額商品になるケースがあります。
その当時どれだけ流通したかが重要で、流通数が少ない品は、希少性が高いと判断され高額になる条件の一つです。
・骨董品の魅力
それでは、骨董品の魅力とは一体どんな部分でしょうか?
最近では、若者が骨董品に興味を示しているという、データも残っております。
その骨董品には、いくつもの歴史がありストーリーがあるということです。制作に至った経緯や当時の地層から作られたものであったりと珍しく希少性が高いということです。
・観賞用
骨董品の最大の魅力は、その絵画や陶磁器などをみることで当時の歴史や時代の背景がわかることです。さらに、代々と受け継がれてきた伝統品ということもあり、集めたくなるコレクターの気持ちも分かります。
・投資用
中国のオークション市場が非常に加速しています。特に、日本には、朝鮮の優れた骨董品が眠っており、それを買い戻ししようと中国が購入していたりします。
・節税対策にも活用できるのが魅力です。
平成27年から骨董品が減価償却として、償却資産としても導入されるようになりました。
そのため、企業の節税対策でも購入することが多くなりました。
・骨董品の歴史は?有名武将も愛用していた!
骨董品自体は縄文土器など最古の品もありますが、骨董品を集めることで楽しむ文化が芽生えたのは室町時代でした。
室町時代の将軍である足利家(室町幕府)は、中国の明と貿易をしていましたが、当時の足利氏は、中国の禅宗に憧れを示し様々な骨董品や美術品を調達しては秘蔵するようになります。
江戸時代になると、秘蔵するようになり、
骨董品が表には出てこなくなります。
しかし、明治維新で経済の危機にあったため、秘蔵していた骨董品が表に出るようになります。さらに黒船で来航した外国人が、日本の骨董品に目を付けると大量に買い占めます。
その頃から、茶道具以外にも、絵画や書画、掛け軸、家具など幅広く取り扱うようになったのです。当時日本の骨董品を買い占めたものは、ボストン美術館に展示されています。
このように骨董品や美術品には、歴史があり、その希少性の高い作品は言葉の壁を超えた魅力になりました。
・まとめ
骨董品の意味や価値、魅力を知ることで、様々な骨董品に触れたくなりますし、実家やおばあちゃん家にも昔の骨董品が眠ってないか気になるところです。
現在、中国のオークション市場で骨董品が人気を高めているため、日本で爆買いされるケースも散見されるようになりました。
前述で骨董品の歴史について触れましたが、高価買取も時代のタイミングが重要になってきます。一度、自分の持ってる骨董品はいくらするのか鑑定をして値段を知っておくことが必要かもしれません。
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