【2021年版】金の相場が高騰している理由とは？今後の予想について解説

はじめに

安定資産を築くための投資資金として注目を集めている「金」。

紙幣や株式・債券は、企業や国が価値を保証することで資産としての価値を生みます。

一方で金は価値がいつまでも失われることなく、世界どこでも通用する「無国籍通貨」です。

そんな金が2020年より価格相場が高騰していることをご存知でしょうか？

企業の株価や世界の情勢が厳しい昨今、安定資金を築きたい方には魅力的な話ですよね。

当記事では、金の相場が高騰している理由から今後どのような動きがあるのかをお話しさせていただきます。

最後まで読んでいただければ、金を売る最高のタイミングを知ることができるので、ぜひ参考にご覧ください。

 

金相場が高騰している理由はコロナショックが大きな原因

今まで戦争やテロなどが発生すると金の相場は高騰する傾向にありましたが、2020年に発生したコロナウイルスの感染拡大により、大きな動きがみられました。

今回のコロナウイルスは世界中で大きなパンデミックとなり、世界経済が大混乱になる「コロナショック」の事態となりました。

消費者は経済不安に陥ることになったので、価値が失われない金を買って資産を守ろうとする取り組みが始まったわけです。

結果として金の需要は高まり、価格が右肩上がりになって歴史的な高値がつくようになりました。

2020年8月には小売価格の相場が1gあたり7,000円（昨対比で約2,000円増）となり、20年前に比べて約7倍の価値となっています。

現在でもコロナショックが落ち着く傾向にないため、今後も金相場は安定の高値で取引されていくでしょう。

今持っている金製品は近年の最高価格で取引されることは間違いないので、コロナ中に断捨離の意味を含めて買取サービスと相談することをおすすめします。

 

金の相場に関する今後の予想

コロナショックの行く末が分からない現在、多くの投資家が金を購入する傾向になることは明白です。

投資家や一部金の所有者は、金が高騰している現在のタイミングで売却を行うため、金の価格は一時的に下落しています。

しかし、収束の目処が立たないコロナショックから金の需要率は常に上昇傾向にあります。

一方でコロナウイルスのワクチン供給が進みつつある現在、消費者の不安心理は徐々になくなっているため、金の価格も落ち着いてくると思います。

ですが、いつまでにコロナが落ち着くという具体的な期日も明確にはなっていないので、預金を行っておくことはとても重要です。

とくに世帯収入が減っている家庭も少なくはないため、半年間は生活できる程度に預金しておくことをおすすめします。

多くの投資専門家たちは「金の高騰は今後も上昇していく」という予想を立てていますが、前例がないケースのため今後の状況は誰にも分からないのが正直な答えです。

金は様々なリスクに対応できますが、持っているだけでは何も生み出しません。

もし金をお持ちならば、高値で買取されているうちに売却して預金として手持ちに置いておくのが賢い方法だと思います。

また「この機会に金を大量に買っておこう」と考えている方は、少し注意が必要です。

相場というのは、ちょっとした噂やニュースで上がったり下がったりするので、思わぬ急落が起きるということもありえます。

金の購入を考えているなら、ご自身の余裕がある範囲ではじめてみることをおすすめします。

 

まとめ

今回は、金の相場が上がっている理由と今後の予想についてご紹介しました。

最後に当記事でお話しした内容を簡単におさらいしておきましょう。

• 金の相場が上がった理由は、コロナウイルスによる世界経済の混乱が影響している
• 2020年8月から現在に至るまで、金は最高価格で取引されている
• 金の相場は今後も上昇傾向にあるが、世界の動きによってどうなるかは分からない

以上です。

世界中が不安定になっている今だからこそ、金は安定した資金として重宝されています。

当記事から金に少しでも興味を持ったなら、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。