空き瓶にも価値がつく?『イチローズモルト ジョーカーカラー』の希少価値

「ウイスキー」は世界中に愛好家がいるほど愛されているお酒。ただ飲むだけではなく、希少価値の高いウイスキーをコレクションする人までいます。
日本で作られる「ジャパニーズ・ウイスキー」は、世界的に見ても評価が高く、銘柄によっては100万ドルという高値で取引されることも。
今回はジャパニーズ・ウイスキーの中でも、とくに希少価値の高い銘柄である『イチローズモルト ジョーカーカラー』についてご紹介します。
目次
そもそも『イチローズモルト』とは?
まずは『イチローズモルト』というウイスキーの銘柄について知っておきましょう。
『イチローズモルト』は、埼玉県秩父市にある酒造メーカーの「ベンチャーウイスキー」が製造したウイスキーです。
「ベンチャーウイスキー」はウイスキー業界でも一目置かれている企業で、2017年と2018年には世界的なウイスキーの品評会である「ワールド・ウィスキー・アワード(WWA)」では世界最高賞を受賞しています。
また、イギリスの高名なウイスキー雑誌では、2007年から5年連続で「ジャパニーズ・ウイスキーの頂点」という評価を受けたこともあるほど。
決して大きな企業ではないのですが、「ベンチャーウイスキー」をここまで有名にしたのは『イチローズモルトシリーズ』を作り出したことによる影響が大きいでしょう。
『イチローズモルト ジョーカーカラー』とは?
『イチローズモルト ジョーカーカラー』は、2005年から発売が開始された「カードシリーズ」の中の1つです。
このカードシリーズはトランプをモチーフにしていて、ラベルにそれぞれのカードの絵が描かれています。
2014年に発売された『ジョーカー』は「カラー」と「モノクロ」があり、これを合わせると全部で54種類のラベルが存在しているのです。
カードシリーズはかなり人気の高い商品ですが、なかでも「ジョーカー」はカードシリーズの締めくくりといわれており、さらに生産本数の少なさも相まって非常に高い人気を誇っています。
『イチローズモルト ジョーカーカラー』の希少性
先述したように「ベンチャーウイスキー」の名を世界的に有名にしたのは『イチローズモルトのカードシリーズ』なので、それだけでもかなり人気があります。
その上に『イチローズモルト ジョーカーカラー』は約3600本しか生産されておらず、追加の発売もなく終売となっています。
そのため、ジョーカーカラーはかなり手に入れることが難しく、非常に希少価値が高い商品です。
市場にほとんど出回っていないため、ネット通販などでは数十万円などかなりの高額で出品されています。
あまりにも市場に出てこないことから、このウイスキーの「空き瓶」ですら買取価格が付くほど希少性の高いウイスキーなのです。
気になる『イチローズモルト ジョーカーカラー』の味は?
『イチローズモルト ジョーカーカラー』の希少性を説明しましたが、味についても気になりますよね。
イチローズモルトは、ミズナラという木で作った樽で仕込まれるのですが、樽にミズナラを使うメーカーは世界的に見てもかなり珍しいので、他の国のウイスキーにはない、唯一無二の味わいが生まれます。
イチローズモルト ジョーカーカラーは飲み初めは甘く感じますが、段々と酸味が口の中に広がり、渋みと苦みが残るような味わいとなっています。
甘みと酸味のバランスが非常にいいので、ウイスキー通にはたまらない逸品です。
また、イチローズモルトには『ジョーカーカラー』以外にも様々な種類があり、それぞれ味に個性があります。
同じシリーズでも種類によって風味がまったく異なるのは、イチローズモルトならではの魅力といえますね。
まとめ
『イチローズモルト ジョーカーカラー』が、いかに希少性の高いウイスキーなのか分かっていただけたでしょうか。
イチローズモルトシリーズが世界的に人気を集め、高値で取引されるその裏には「ベンチャーウイスキー」の品質維持のための努力や戦略があるのですね。
また、54種類もラベルを作るというこだわりっぷりにも驚かされます。まさに、名品中の名品といえるウイスキーを一度は試してみたいものですね。
- 人気ナチュラル系ブランド STUDIO CLIP の「ちょうどいい」について深掘り☆
- デュポンが本物か偽物かの見分け方6つとは?意外な点に注目!
- 買いやすい安価ギブソンとプレミアつきの手に入らないギブソンについて
- ゴールドステーション小手指店のお客様の声をご紹介させて頂きます。③
- ゴールドステーション東大和店のお客様の声をご紹介させて頂きます。③
- 【3選】イニシャル入りブランド品を買取るおすすめリサイクルショップまとめ
- 絶大な人気を誇るストリートブランド・STUSSY(ステューシー)とは!?〜その人気の秘訣に迫る!
- yohji yamamoto(ヨウジヤマモト)の歴史と凄さに迫る
- 【3選】アンティーク・ヴィンテージ時計を買取るおすすめリサイクルショップまとめ
- お手軽にアメカジ★AMERICAN HOLICをご紹介!