ジャパニーズウイスキーの最高峰『竹鶴25年』の希少価値とは?

希少価値が最も高いと言われるジャパニーズウイスキーの『竹鶴』。数々の名誉ある賞を受賞しており、人気・知名度ともに高い一品です。
そのなかでも『竹鶴25年』は名品ともいえる一本で、ネットショップやオークションでは20~30万円の値がつく高額な取引がされているほど。
今回は、多くのファンを魅了する『竹鶴25年』の希少価値についてご紹介します。
目次
『竹鶴25年』の価値が高い理由とは?
竹鶴25年は多くの原酒を絶妙なバランスでブレンドし、貴重な原酒を作り出しているため、非常に手間をかけて作られています。大量生産することは難しく、数量限定で販売を行ってきました。
しかし、竹鶴25年を製造するために必要不可欠な原酒が不足したことによって、2020年3月末で竹鶴25年を含む三種の竹鶴が終売を発表。この発表により高値がつき、一気に希少価値が上がりました。
現在も在庫をもっている酒屋では販売しているケースもありますが、竹鶴25年シリーズはすでに終売していることから、定価で販売されているものを手に入れるのはかなり難しいでしょう。
現在は『竹鶴ピュアモルト』としてリニューアルされ、年間2万2000ケースを限定販売しています。そのため、竹鶴25年は幻のウイスキーとなっており、とても希少価値が高いのです。
『竹鶴シリーズ』でみる竹鶴25年の立ち位置
竹鶴25年以外にも、竹鶴シリーズには『竹鶴17年ピュアモルト』や『竹鶴ピュアモルト』なども販売されています。
竹鶴25年は、ほかの竹鶴シリーズと比べてどのくらいの価値があるのか気になりますよね。
もっとも手に入りやすく安価なのは『竹鶴ピュアモルト』で、つぎに『竹鶴17年ピュアモルト』、3番目に『竹鶴21年ピュアモルト』となっています。
つまり、もっとも手に入りにくい竹鶴シリーズが「竹鶴25年ピュアモルト」なのです。熟成期間が長いほど価値が高くなっているのです。
『竹鶴25年』の魅力あふれる特徴
竹鶴25年は、長い歴史のある「ニッカウヰスキー」が製造するジャパニーズピュアモルトウイスキーです。
2014年には、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏を題材にしたNHKのドラマ『マッサン』が放送され、竹鶴の名を全国区に知らしめました。
竹鶴25年は「ヴァッテットモルト」という珍しい製法を用いており、モルトウイスキー原酒のみで掛け合わされたモルト100%のリッチなウイスキーとなっています。
ちなみに、「モルトウイスキー原酒」とは、麦芽を発酵させて単式蒸溜器(ポットスチル)で2度の蒸溜を行った純度の高い原酒のこと。高度なブレンド技術が織り成す甘酸っぱくウッディな香りと、まろやかでコクのある飲みやすさを引き出しています。
「竹鶴25年」は国際的なウイスキーコンテストで受賞歴も!
「竹鶴25年」は国際的なウイスキーコンテストでも高く評価されています。
- 『インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2019』ウイスキー部門最高賞トロフィー受賞
- 『ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2019』のワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー受賞
ISCはイギリスの酒類専門誌である「ドリンクス・インターナショナル」が主催している酒類品評会で、世界の著名人などが審査員として参加しているほどの大きなコンテスト。
このコンテストでジャパニーズウイスキー部門において最高賞であるトロフィーを受賞していることは、世界的に認められるほど品質が高いウイスキーだということです。
竹鶴ブランドは多くの受賞をしていますが、最高賞受賞は竹鶴25年が初めて。この評価から、非常に完成度の高いウイスキーであることが分かりますよね。
まとめ
こだわり抜かれたブレンドで多くのウイスキーファンを魅了する竹鶴25年。その品質の評価の高さと貴重な原酒の絶妙なバランスは、ほかでは味わうことのできない逸品です。
すでに終売しており、市場に出回る数が減少して幻のウイスキーとなりつつある竹鶴25年は、これからも希少価値が高まっていくでしょう。
これからも竹鶴25年の動向を追っていきたいですね。
- 人気ナチュラル系ブランド STUDIO CLIP の「ちょうどいい」について深掘り☆
- デュポンが本物か偽物かの見分け方6つとは?意外な点に注目!
- 買いやすい安価ギブソンとプレミアつきの手に入らないギブソンについて
- ゴールドステーション小手指店のお客様の声をご紹介させて頂きます。③
- ゴールドステーション東大和店のお客様の声をご紹介させて頂きます。③
- 【3選】イニシャル入りブランド品を買取るおすすめリサイクルショップまとめ
- 絶大な人気を誇るストリートブランド・STUSSY(ステューシー)とは!?〜その人気の秘訣に迫る!
- yohji yamamoto(ヨウジヤマモト)の歴史と凄さに迫る
- 【3選】アンティーク・ヴィンテージ時計を買取るおすすめリサイクルショップまとめ
- お手軽にアメカジ★AMERICAN HOLICをご紹介!