エレキギターを世に広めたギターヒーローについて
今ではどんな音楽にも登場するエレキギターですが、エレキギターがいつ頃生まれたのか、そして誰が広げていったのか知っていますか?
金属弦をピックで振動させてアンプから音を出すエレキギターは、さまざまな音を出し、現代の音楽には欠かせない楽器になっています。
当たり前に演奏されるエレキギターを広げていったギターヒーローたちや、エレキギターが発明された歴史を紐解くことで、よりエレキギターを身近に感じることができるでしょう。
目次
エレキギターの歴史
まずはエレキギターがどのようにして生まれたのか見てみましょう。
エレキギターの発明は、さかのぼること20世紀初頭、弦楽器の振動を電気信号に変えて増幅させる実験が行われたところから始まります。
1920年~30年代には多くの人が電気を使ったギターを作っており、誰が最初のエレキギターを作ったのかは諸説あり日本人が発明したという説もあります。
その中で最も有力なのが、アメリカの電気音楽発明家ジョージ・ビーチャムが1931年に発明し、翌年商業生産されたものが一般的にエレキギターのはじまりと言われています。
その後、リッカンバッカー社やギブソン社によって次々と新しいエレキギターが生み出され、1950年代にはフェンダー社から「テレキャスター」が発表され、ソリッドボディなどの斬新な構造のエレキギターなどが発売されました。
その他にもテレキャスターの影響を受けて作られた「レス・ポール・モデル」や「ストラトキャスター」などが現在でも人気のエレキギターとして演奏され続けています。
1960年からエレキブームを牽引したギターヒーロー
日本で最初にエレキギターのブームが起こったのは1960年代のことです。
当時エレキギターを弾いていたミュージシャンに憧れて楽器店に駆け込み、エレキギターを買い求めた人がたくさんいたといいます。
この時期に国内ではザ・タイガースやブルーコメッツやザ・スパイダーズ、寺内タケシや加山雄三がエレキブームを牽引しました。
1970年には三大ギタリストと称されるギターヒーローが登場
60年代にエレキブームが起こり、そこから10年経つと、三大ギタリストと呼ばれるミュージシャンが登場します。
ジェフ・ベック
世界中のギタリストに大きな影響を与えたきたことから「ギタリストの中のギタリスト」と呼ばれており、1970年のヘビーメタルの登場に貢献しました。
さまざまなジャンルの音楽をエレキギターで奏で、エレキギターの可能性を世に知らしめたのです。
そして、グラミー賞では「最優秀ロック楽器演奏賞」を複数回受賞しています。
後にソロ活動もしながら、ジミーペイジなどと活動を行い今の音楽界にも影響を与え続けています。
ジミー・ペイジ
1970年にヘビメタの先駆けと言われる「レッド・ツェッペリン」を率いたギタリストです。
演奏だけでなく作曲やプロデュースなどでも才能を発揮しロックの発展に貢献しました。
有名な代表作は「カシミール」「胸いっぱいの愛を」などがあります。
エリック・クラプトン
エレキギターをあまり知らない人でも名前くらいは聞いたことがあると思います。
「ギターの神様」と言われる名演奏家で、独特な弾き方やテクニックを持っているギタリストです。
デビュー当初の1960年代には「ヤードバーズ」や「クリーム」といった歴史に残るバンドで活動しました。
1970年にはアメリカでブルースロックのバンドを結成し活動を続けました。
主な代表曲として「いとしのレイラ」「ワンダフル・トゥナイト」などがあります。
1970年代にさらに影響を与えた人たち
エレキギターを世に広めたミュージシャンは他にもたくさんいます。
- ローリング・ストーンズ
- レッド・ツェッペリン
- ディープ・パープル
- KISS
- クイーン
これらの海外のバンドなどの活躍が、日本へのエレキギターの爆発的人気に拍車をかけたのです。
日本では今までなかった新しい音楽に感動し、ライブなどには多くの人が押し寄せました。
1980年後半からエレキギターを広げたヒーロー
本格的に日本にエレキギターが流行り出したのは1980年代後半で「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」がきっかけでした。
ここからデビューするグループやミュージシャンも少なくなく、この頃から今のヴィジュアルロックなどに影響を与えました。
- BOØWY
- X JAPAN
- GLAY
- L’Arc〜en〜Ciel
- LUNA SEA
このようなヘビメタやヴィジュアルロック、そして現在も数多くのバンドが数多く登場し、男性だけでなく女性のバンドも生まれました。
ヴィジュアル系というものが、日本では珍しく奏でるメロディだけでなく独特な歌詞にも衝撃を感じる人々が多くいました。
まとめ
今では当たり前なエレキギターも、世に広めた有名なミュージシャンがいたからこそ身近になりました。
表現の幅が広く、独学でもはじめられるのと現在では軽音部などを設けている学校もあるので、エレキギターを弾く若者も少なくありません。
現代では楽器屋さんにいけば誰でも買って演奏できる楽器ですから、音楽に興味関心があるのならぜひ触れてみてはいかがでしょうか。
- ◎EXAMPLEとは?ファッションの違和感を取り除く「1つの例」を体現するブランドについて解説
- 東京都内でタバコ・電子タバコが吸えるおすすめレストラン7選!
- ◎SSZとは?ビームスで絶大な人気を誇るサーフ&スケートブランドについて詳しく解説
- ◎Back Channelとは?アンダーウェアから始まったストリートカジュアルブランドについて詳しく解説
- HUMAN MADE (ヒューマンメイド)人気の秘密、デザイナーNIGO氏とは
- ◎APPLEBUMとは?世界で人気の日本発カルチャーブランドについて詳しく解説
- パ・リーグ7球場のタバコ・電子タバコのルールとは?詳しく解説
- FOG ESSENTIALS人気の要因とは
- セ・リーグ6球場のタバコ・電子タバコのルールとは?詳しく解説
- ◎【ニューヨーク発】老舗ブランドSOUTH POLEが人気を集める理由を紹介
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月