◎AIR JORDAN 4 (エアジョーダン4)を徹底解説!
こんにちは。今回はエア・ジョーダン4について解説します。「1」で注目を集めたマイケル・ジョーダンのシグネチャーモデルでしたが、「2」及び「3」は不発でした。ナイキ渾身のモデル、「4」。この登場によって現在まで続くエア・ジョーダン人気のベースができ上がったといえます。さて、このモデルの背景とはどんなものだったのでしょうか?
製品の構想・設計
エア・ジョーダン4は、エア・ジョーダンシリーズの中でも「1」以来、改めて注目を集めたモデルです。
このモデルのコンセプトはシンプルで、バスケットボールプレーヤー、ファッション業界、ストリートから注目を再度集めることでした。このために新技術を惜しみなく投入しました。
まずは側面に広がるメッシュです。これまでのバスケットボールシューズにはあまり用いられていなかった素材でしたが、シューズ内部のムレ対策に有効な素材の1つでした。ただ、決定打とは言えなかったようで、以降のモデルでもパンチホールをつけたり素材を変えたりと、ムレ対策にはいろいろなアイデアが投入されていきます。
合わせてプラスチック素材も積極的に取り入れました。これはシューズの軽量化に貢献するとともに、革だけでは表現できない、大胆なデザインも可能にしました。ソール部分の造形や、サイドからアイレットまで伸びるプラスチックパーツなどはこれまでのシューズには見られなかった要素です。これ以降、プラスチックはシューズの構造の基礎として多くのモデルに搭載されていきます。
加えて、ナイキオリジナルのエア技術も惜しみなく投入されました。かかとを優しく守っています。プレイヤーが着地についてそこまで考えずに思い切りジャンプできることは、プレースタイルにも変化を与えたと言っても過言ではないでしょう。「3」で顔を出した「窓」はこのモデルでも健在です。エア・マックス同様、この窓も当時のエアを象徴する箇所です。のちのモデルではもっとエア部分を大々的に強調するものも出てくるのですが、個人的にはこの程度がシックだなと感じます。
こうした新素材や新技術で、プレイヤーだけでなくさらに一般消費者やストリートでも目を引く存在となり、スニーカー界でもひときわ特別な存在として君臨しました。
特徴的なアイレット
数多くある「4」のエポックメイキングな点ですが、そんな特徴の一つに、シューレースの通し穴(アイレット)があります。扇状に広がったプラスチックパーツの先に備えられたアイレットは、シューレースの結び方の自由度を高めました。つまり、足へのフィット感が飛躍的に向上したのです。
マイケル・ジョーダンは一番上までシューストラップを結ぶことはせず、トップの1つ下までで止めることが多かったと伝えられています。扇形のアイレットは、こうした選手それぞれのこだわりの結び方にも柔軟に対応できるものに仕上げられました。
発売時期
1989年
エアジョーダンシリーズの売上はこの「4」で大きく持ち直しました。
このモデルの成功によりエア・ジョーダンはスニーカー界で不動に地位を築いたと言えるでしょう。
コートやスポーツシーンのみならず、ハイブランドファッションと合わせたり、ストリートでも注目を集めるモデルへと進化していきます。
以降、毎年のように新モデルが発表され派生モデルも多く誕生することとなり、「ナイキ」の枠を超え「エア・ジョーダン」として確固としたブランドに成長していくこととなるのです。
数多く存在するシューズの中でも、「エア・ジョーダン」は数少ない、個人名とプロダクトが密接に結びついたブランドです。バスケットボールの神様であるマイケル・ジョーダンの存在感は引退後すでに長く時間がたった現在においても衰えるところがありません。これからもこのモデルの系譜は続いていくことでしょう。
現在での人気
「4」の復刻モデルは数多く発売されています。革部分とプラスチック部分をうまく活用して多彩な色のモデルが発表されてきました。
白ベースのモデルが比較的多いのですが、ブラック、バイオレット、イエロー、スカイブルー、薄いピンクのモデルなども存在します。
ヒール部分には、発売されたバージョンにより、ナイキのスウッシュロゴのモデルとジャンプマンロゴのモデルが混在しています。
商品を購入する際には、よくチェックしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はエア・ジョーダンシリーズの中でも比較的人気の高い「4」にフォーカスして解説しました。
改めて見直すと、造形にややレトロな点も見られますが、これぞバッシュと感じる方も多いかもしれません。それだけ影響力のあったモデルとも言えます。
多くの復刻モデルが販売されただけあって、現在でも入手しやすいモデルです。気になった方は、いろいろなショップを探してみてください。きっとあなただけの一足が見つかることでしょう。
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